材質 木造
法量 全長 7.17cm 中央幅 62㎝
西湖と河口湖でかつて使用されていた丸木舟です。一番大きな舟は昭和31年に西湖の湖底から引き上げられました。コメツガ(推定)の丸太をくりぬいて作っており、両端には大きな年輪がそのまま残る原始的な構造です。しかし、当地では少なくとも江戸・近代まで同形の舟が使用されていたと考えられています。湖の大切な交通手段として活躍していたのでしょう。かつての生活をしのばせる民俗資料として、山梨県指定文化財となっています。
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