山梨県立博物館

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登録日:2007/11/09 21:54:19

戦国武将が乗っていた馬は、ポニーみたいな小さな馬だった・・・

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戦国武将が乗っていた馬は、
ポニーみたいな小さな馬だった・・・

甲斐国(山梨)では、古代から良馬の生産が盛んでした。
戦国時代に、武田の騎馬軍団が全国的に名をとどろかせたのも、そうした伝統のうえに成り立っていたといわれています。
ところで、「戦国武将が乗っていた馬は、ポニーみたいな小さな馬だった・・・」ということをご存知ですか?
武田氏館跡(躑躅ヶ崎館)周辺での発掘調査による当時の馬の全身骨格の出土例をはじめ、県内各地からの発掘情報もそうしたことを裏付けています。
映画やテレビなどで見る戦国騎馬軍団は、明治以降に輸入されたサラブレッド系の競走馬によって勇壮なシーンが再現されています。
ちょっとオーバーな表現ですが、当時の馬では体格のいい人が乗ると時に足が地面に付いてしまいそうな・・・と聞くと、けっこう意外ですよね。