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やまなし伝統工芸館ニュース 山梨日日新聞社 ーみるじゃんー 2010年11月06日(土)より 西嶋和紙使いアート展出品 峡南高生、県外にも身延の特産品アピール
| | | イベントで出展するブース=峡南高 | | 峡南高(二宮寛美校長)は、地元・身延町の特産品「西嶋和紙」のPRのため、6、7の両日、東京ビッグサイトで開かれる「インターナショナルアートイベント デザインフェスタ」にブースを出展する。 これまで同校は文部科学省が進める「目指せスペシャリスト」事業の一環として、西嶋和紙を使ったうちわを配布するなどして、特産品をPRしてきた。今回は県外にもその名をアピールしようと出展を決めた。 イベントには同校建築インテリア科と情報ビジネス科から5人が参加。出展するブースは一辺が1・8メートルの正方形。ブースは和の空間をイメージし、畳や座布団が置かれる。 ブース内には西嶋和紙で作った縦180センチ、横90センチの和紙を4枚つなぎ合わせ、1枚のキャンバスを作製。山梨の象徴である富士山を来場者と一緒に点描画で描くことで、西嶋和紙に触ってもらう。参加者には生徒たちが作った点描画のブックカバーが配布される。 また、ブドウの皮を混ぜた和紙で作ったランプを展示し、商品開発に向けて来場者に感想を聞くなどして、マーケティング調査も行う。 同校の建築インテリア科の森嶋真一教諭は「とても貴重な機会。いろいろな刺激を受けて、生徒自身も成長してもらうとともに、今後の取り組みに生かしていきたい」と話していた。 同イベントは世界中から8500人を超える芸術家などが参加。同校は初出展となる。これまでの取り組みの様子は、同校のホームページから見ることができる。 |
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