やまなし伝統工芸館

登録日:2010/08/17 14:36:48

特産の「西嶋和紙」でうちわ製作(やまなし伝統工芸館ニュース)

カテゴリ   

やまなし伝統工芸館ニュース

山梨日日新聞ーみるじゃんー 2010年08月10日(火)より

特産の「西嶋和紙」でうちわ製作 
峡南高 甲府駅や祭りで配布へ

西嶋和紙を使ったうちわを作る生徒=身延・なかとみ和紙の里
 
 地元・身延町の特産「西嶋和紙」を使った商品開発を進めている峡南高(二宮寛美校長)は9日、同町のなかとみ和紙の里で、西嶋和紙のうちわを製作した。出来上がったうちわは8月中にJR甲府駅前や夏祭りの会場で配布する。
 文部科学省が進める「目指せスペシャリスト」事業の一環で、同校情報ビジネス科の2年生14人が参加。生徒たちは施設の職員から指導を受けながら、モミジの葉を張り付けたり、スギの皮を混ぜ込んだりして4種類計56枚のうちわを製作した。
 1種類は生徒オリジナルのデザイン。生徒たちは花火や水玉など夏をイメージしたデザインのうちわを作った。参加した坪井郁弥さん(16)は「夏のイメージ通り作るのは難しかった」と話していた。
 11日には同科の残りの生徒12人がうちわを作る予定。製作したうちわは生徒自らが街頭に立って配布する。
 同事業は「将来の地域社会の担い手となる専門的職業人の育成」を目的に2003年度にスタート。県内では昨年度、同校が初めて指定された。