やまなし伝統工芸館

登録日:2010/06/24 11:51:25

「西嶋和紙盛り上げよう」 峡南高生らが商品開発へ (やまなし伝統工芸館ニュース)

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やまなし伝統工芸館ニュース

山梨日日新聞社 ーみるじゃんー 2010年06月24日(木)より

「西嶋和紙盛り上げよう」
峡南高生らが商品開発へ

手すき和紙作りを体験する生徒=なかとみ和紙の里
 

 峡南高は、西嶋和紙工業協同組合などと連携し、地元身延町の伝統産業である「西嶋和紙」を使った商品開発を進める。生徒たちがアイデアを出してオリジナル商品を製作、販売も予定している。参加する生徒は「地元の伝統産業を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
 取り組みは文部科学省が進める「目指せスペシャリスト」事業の一環。「将来の地域社会の担い手となる専門的職業人の育成」を目的に2003年度にスタートしていて、県内では昨年度、同校が初めて指定された。
 16日には情報ビジネス科の1年生27人が、同町のなかとみ和紙の里で手すき和紙作りを体験。手すき和紙職人の笠井正大さんから和紙の歴史や原料などの説明を受けた後、手すき和紙を使ったうちわを製作した。
  生徒は原料のコウゾを木枠の中で、前後左右に揺らしながら一定の薄さにし、染料で染めた赤や青のマニラ麻を使って、思い思いのうちわを完成させた。ピンク の染料で染め上げたうちわを作った大橋優さん(15)は「自分の熱い思いを表現した。今回の経験をオリジナル商品開発にもつなげていきたい」と意欲を見せ ていた。
 同校の柳町拓弥教諭(25)は「伝統産業について学ぶとともに、地域の活性化につながる商品のアイデアを出してほしい」と期待している。