やまなし伝統工芸館

登録日:2010/05/23 09:21:42

雨畑硯使ってね! 早川  PRキャラに「すずりちゃん」やまなし伝統工芸館 

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やまなし伝統工芸館ニュース 

山梨日日新聞社  ーみるじゃんー 2010年05月22日(土) より

雨畑硯使ってね! 早川 
PRキャラに「すずりちゃん」 

雨畑硯のイメージキャラクターに決定した「すずりちゃん」
 
イメージキャラクター「すずりちゃん」の形に作製した雨畑硯
 

 早川町の硯の里協会と日本上 流文化圏研究所は、公募していた町特産の雨畑硯(すずり)のイメージキャラクター「すずりちゃん」に、全身を硯、しっぽを筆に見立てたタヌキがモチーフの デザインを選んだ。甲府市の中学1年天野華奈さんの作品。伝統工芸品をより身近に感じてもらうのが狙いで、今後はシールなどのキャラクターグッズを作り、 町内外へPRする。
 すずりちゃんのデザインは、全身の硯、しっぽの筆のほか、腹が墨をする「丘」、顔が墨をためる「海」の部分となっていて、体の色は硯にちなんで黒色とした。
 応募窓口となった町営の硯工房「硯匠庵(けんしょうあん)」によると、県内外から73件の応募があった。2~3月に選考会を開催し、同協会や同研究所のメンバー、雨畑地区の住民ら約30人が審査した。
 天野さんの作品は、タヌキを使って堅いイメージの硯をかわいらしく表現していることや、硯の形が分かりやすいことなどが評価され、最多票を獲得した。
 同協会などは今後、町内で販売している雨畑硯に張り付けるシールのほか、置物やのぼりなどのキャラクターグッズを作製する予定。硯匠庵の望月信子さんは「雨畑硯のブランド力を高めるとともに、町内外へのPRも進めていきたい」としている。