やまなし伝統工芸館

登録日:2010/03/02 10:26:03

「日本一早い」桃の花見やまなし(伝統工芸館ニュース)

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「日本一早い」桃の花見

朝日新聞社 マイタウン山梨 2010年03月02日(火)より

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ハウスでの桃の花見を楽しむ家族連れら=笛吹市石和町東油川

 笛吹市のビニールハウスの桃農家で、「日本一早い」と銘打たれた桃の花見が開かれている。名づけて「ハウス桃宴」。ハウス内で楽しめるひと足早い花見を目当てに、県内外からの多くの旅行客や家族連れが訪れている。

 花見ができるのは、JAふえふき富士見支所管内にある8戸の農家。各ハウスが少しずつ開花時期をずらして栽培しているため、しばらくの間、楽しめる。

 同市石和町東油川の農業、志村直毅さん(40)の約1千平方メートルのハウスには、白鳳という品種の桃の木が18本植えられ、濃いピンク 色の花をつけている。ハウス内は25度前後という暖かさで、草野球仲間7人とともに茨城県からやって来たアルバイト関ケ原佳夫さん(63)は「ハウスなら 雨や風に関係なく安心して花見ができる」と話し、春の気分を味わっていた。

 JAふえふき富士見支所直売所によると、2月14日に始まった今年の花見には、これまで約3500人が足を運んでいる。例年、3月中旬まで開催するが、今年は開花が早く、ハウスの開放も少し早めに終了となる可能性もある。

 開園は午前10時から午後3時。入園料は1人500円(小学生以下無料。10人以上の団体は1人300円)。問い合わせは直売所(055・262・3853)へ。