やまなし伝統工芸館

登録日:2010/01/26 10:10:43

甲州鬼瓦・・新作 (やまなし工芸館ニュース)

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(やまなし工芸館ニュース)

 山梨日日新聞社 ーみるじゃんー 2010年01月26日(火)より

かわら焼き「福助」いかが 南アルプス
鬼面瓦の技術で新作

 

 南アルプス市加賀美の若草瓦会館(久保田加代子館長) は、地元の伝統工芸品「甲州鬼面瓦」と同じ素材、技法でつくる「甲州かわら焼き 福助」を制作した。優しい表情の福助は鬼面瓦と同様、家内安全や商売繁盛 などの御利益があり、魔よけの鬼面に対し、福を呼ぶのが特徴。2月10、11の両日に開く「瓦会館まつり」から販売していく。
 旧若草町の瓦づくりは江戸時代後期から始まり、300年の歴史がある。1989年に甲州鬼面瓦が開発され、伝統の技で制作、販売が続けられてきた。
  福助は、「長引く不況から抜け出せない世の中で、福を呼び、和やかな気持ちになってもらおう」と制作。久保田館長らスタッフが昨年からデザインや試作を繰 り返し、開発を進めてきた。若年層を中心に幅広い世代に親しんでもらうため「怖いイメージの鬼面と裏腹に、福耳でやわらかい表情をした優しいイメージにし た」(瓦会館)。
 福助の大きさは3パターンあり、大が20センチ四方、中が12センチ四方、小が8センチ四方。瓦会館まつりに計200体を用意して展示販売する。その後も継続的に制作し、市内施設で販売していくという。
 久保田館長は「不況で明るい話題が少ない中、福助には至る所で多くの福を呼んでもらいたい」と話している。