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やまなし伝統工芸館ニュース
山梨日日新聞社ーみるじゃんー 2013年4月3日(水)より
歌舞伎座内に印伝ショップ 印傳屋と企画会社が連携
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新装された歌舞伎座内にオープンした印伝販売店=東京・銀座
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印傳屋上原勇七(甲府市川田町、上原重樹社長)と都内の企画会社が連携した、新店舗「印傳屋×JIZAING(ばい・じざいん)歌舞伎座店」が2日、新装された東京・歌舞伎座内にオープンした。隈くま取りや歌舞伎で使う小道具をデザインした限定商品などを販売している。
企画会社の「JIZAING」(東京)と連携した印傳屋の店舗は、東京駅の商業施設内に続き2店舗目。歌舞伎と同様に代々受け継がれてきた印伝の魅力を広 く伝えようと、新装した第5期の歌舞伎座への出店を打診してきた。3階に六つある販売スペースの一つにオープンが決まった。
第4期の歌 舞伎座でも土産物店の一商品として販売されていたが、印伝専門店が歌舞伎座内にオープンするのは初めて。千円台の印鑑入れや財布から、2万円台のバッグま で40点を店頭に並べている。歌舞伎の小道具や楽器、隈取りを組み合わせたデザインの小銭入れやキーケースなど、歌舞伎座店でしか買えない限定商品も扱っ ている。
同店の担当者は「伝統を受け継ぐ歌舞伎座は、日本を代表する伝統工芸品である印伝を発信するには最適の場所。歌舞伎の昔からのファンだけでなく、興味を持っている若い世代にも印伝の良さをアピールしたい」と話している。
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