やまなし伝統工芸館

登録日:2008/03/15 13:07:17

甲州武者のぼり・鯉のぼり

カテゴリ 歴史  

県認定:1994年10月24日
 
 戦後時代の武士たちは戦場で自分が率いる隊の目印として旗指物と呼ばれる旗を利用していました。この旗指物は江戸時代になると端午の節句の祝い端として流行し、武者のぼりと呼ばれるようになりました。同じ時代、町人たちは武具である武者のぼりの代わりに鯉のぼりを立てる風習が生まれたと言われています。富士川流域では染物が盛んに行われており、引き継がれた技法によって武者のぼりや鯉のぼりが製造されています。