■帝京大学やまなし伝統工芸館×山梨中銀金融資料館コラボ企画 |
■第19回夏休み小学生貴石画コンテスト |
■第18回夏休み小学生貴石画コンテスト |
■水晶彫刻若手作品展 |
■第17回夏休み小学生貴石画コンテスト |
■恵比寿大黒【1組】(エビスダイコク) |
■鳥【1対】 |
■皿【長楕円】 |
■皿【葉】 |
■ペーパーナイフ【2本】 |
■「甲州花火」が山梨県郷土伝統工芸品に認定されました |
■第18回貴石画コンテスト入賞作品 |
■臨時休館のおしらせ |
■第17回貴石画コンテスト入賞作品発表 |
■臨時休館について |
1.恵比寿大黒【1組】(エビスダイコク) |
2.やまなし伝統工芸館 |
3.ちいさなグリコのおまけ展(2) ~戦争と子どもたち~ |
4.8/25(土)体験工房は、羽黒自治会25名です。 |
5.ひょうたんの透かし彫りランプシェード展 |
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やまなし伝統工芸館ニュース雨畑硯、清水寺貫主へ朝日新聞社 マイタウン山梨 2011年12月13日より
■富士川の工芸家・雨宮さん寄贈 京都・清水寺で12日、「今年の漢字」として「絆」と揮毫(き・ごう)した森清範貫主(かん・す)に、文人墨客をうならせてきた伝統工芸 品「雨畑硯(あめ・はた・すずり)」が贈られた。富士川町の工芸家雨宮彌太郎さん(50)が丹精込めて仕上げたもので、現代書家を代表する貫主も一目でほ れ込み、雨宮さんに謝意を伝えたという。 ◇要所に水紋 厳かな作品 雨畑硯は約300年前の元禄年間に早川町雨畑地区で見つかった石材を加工したことが起源とされ、天明年間には徳川家に献上された。現在は工法を受け継ぐ工芸家が数えるほどに激減したが、墨ののりが良く、1点数万円から100万円を超える品々まで、全国に愛用者は多い。 雨宮さんは13代目。東京芸大大学院を修了した工芸・彫刻家で、2006年の日本伝統工芸展(朝日新聞社など主催)で日本工芸会新人賞を受賞した。 今回は、北杜市出身の浅川巧の生涯を描く映画「道――白磁の人」のタイトルを森貫主が揮毫することになり、製作委員会から「お礼の贈答用 に制作してほしい」と依頼が舞い込んだ。「今年の漢字を書き、人々に力を与えてくれる貫主に使ってもらえる。品格のある硯を届けたいと思いを込めました」 と雨宮さん。最高級の地場産石を削った。 硯は縦20センチ、横10センチほど。ずっしりと重く、要所に「わき出る泉が行き渡るイメージ」の水紋を施し、「派手さより、厳かで聖なる感じを表した」という。 特製の硯は、映画製作委員会の長坂紘司代表や高橋伴明監督、主演の吉沢悠さんらが11月21日、映画タイトルの揮毫に同席するために清水寺を訪れた際、森貫主に手渡された。 同席した映画スタッフによると、貫主は硯を優しくなでながら「若いころ硯で墨をするのが日課だった。日常的に使わせていただきます」と語ったという。 (床並浩一) |