やまなし伝統工芸館

登録日:2008/01/08 14:35:41

甲州印伝

カテゴリ 歴史  

国指定:1987年4月18日
県認定:1994年10月24日。
 
 甲州印伝は鹿革を原材料とする工芸品です。日本には数多くの革製品が存在し、紋様付けの方法も様々な方法が存在しますが、山梨で漆置きによる紋様付けが始まった時期(1710年頃)が甲州印伝の始まりとされています。甲州印伝は鹿革を煙で燻すことで黄褐色に染める“燻(ふすべ)”、型紙を用いて漆を乗せる“漆置き”、型紙を用いて顔料で模様付する“更紗”といった技法で模様付され、バッグや財布などに縫製されます。