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2.小笠原流礼法の真髄② 「こころをかたちに~「折形」~」 |
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4.エントランス展示「小笠原流礼法の こころ と かたち」の開催 |
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カテゴリ | 歴史 文化 自然 |
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小笠原流礼法の真髄 ② 「こころをかたちに~「折形」~」
小笠原流礼法の真髄は「相手を大切に思うこころ」って以前ご紹介しました。 そのほかにも、「慎みのこころ」であったり「時宜によるべし」など、小笠原流礼法の真髄を表すキーワードはいくつかあると思います。 そんなことも紹介しているのが 現在開催されているエントランス展「小笠原流礼法の こころ と かたち」です。
「こころ」をテーマにしていますから、実は、なかなか展示できるものがありません。 でも、皆さんの手にしたことのある「かたちあるもの」で良く知っているものがあります! 今回はそこをご紹介!
現在「礼儀作法」って言われているものってほとんどが「小笠原流」が元なんですって。 で、冠婚葬祭の作法などによく残っているらしいんですけど、皆さんがよく使う「ご祝儀袋」やお年玉の「ぽち袋」・・・これだって小笠原流がもとなんですよ(厳密的には伊勢流なども含みますけどね)!
これ、「折形」の数々 室町時代にはすでに40種類以上あって、江戸時代には4~500種類にまで増えたんですって!贈るものの形にあわせて、心をこめて折ったんですって。
ほら、端午の節句で贈るものに使った折形。右下のものは兜のかたちがわかるでしょ(じゃぁ、左はなんの形でしょう?)
これは結婚式とかのお祝いで使うときの折形。鶴が素敵でしょ。1枚の紙でつくっているんですよ。 こんなので贈ってもらったら、買ってきたものとは嬉しさが違うよね・・・
ものを包んで贈るっていうのは、ものを大切に扱う「こころ」と、相手を想う「こころ」が込められているんですね。
今やあまり見られない結納の贈り物。 ご存知ですか?九品目あるんですよ。 「コンブ」は「子生婦」だし、「スルメ」は「寿留女」。「ヤナギダル」は「家内喜多留」なんですよ。 ね、想いがこめられているでしょ。
実は伝承館では、エントランス展の会期中、いつでも折形(鶴の箸置)のプチ体験ができるんですよ。 また、9月12日と19日には体験講座も行いますよ!目下募集中です!お申し込みはふるさと文化伝承館まで!
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