北杜市オオムラサキセンター

登録日:2010/01/11 11:56:45

講演と語りの会で「どくとるマンボウ昆虫記」を味わいました

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1月10日(日)午後2時より、オオムラサキセンターの映像室において、「どくとるマンボウ昆虫展 オープニングイベント 講演と語りの会『どくとるマンボウ昆虫記』を味わう」を開催しました。虫好きである北杜夫氏と昆虫との出会いや、今回の展示品についての裏話など、北杜夫氏と親交のある新部公亮さん(マロニエ昆虫館解説員)が講演してくれました。

中学生の時にはすでに100箱近い標本箱を持っていたという北杜夫氏の標本(の一部)。その大部分は、昭和20年の東京大空襲で焼けてしまいました。その時に、砂利の中に埋めておいたために助かったという図鑑「原色千種昆虫図譜」は、今回初公開となります。

山梨県甲府市で採集した標本。

語り部 伊藤しのぶさんによる語り。台本など何も見ずに、情緒たっぷりに『神聖な糞虫』(「どくとるマンボウ昆虫記」より)を語ってくれました。

伊藤しのぶさんには、3月13日(土)の「斎藤由香さん講演会&サイン会」でも語っていただく予定です。