■開館25周年記念展 ー新収品特集ー |
■「伝統工芸×金融スタンプラリー」 |
■印傳の技法ー多色で染めた鹿革ー |
■印傳の吉祥模様ー縁起を祝うー |
■信玄袋と合切袋ー受け継がれる袋物ー |
登録はありません。 |
■臨時休館のお知らせ令和3年8月20日~9月12日 |
1.印傳博物館 |
2.印傳のさまざま - 提物 - |
3.印傳のさまざま -唐草- |
4.印傳のさまざま -燻- |
5.印傳のさまざま -秋の趣- |
カテゴリ | 歴史 産業 その他 |
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開催場所 | 印傳博物館 |
開催期間 | 2023年09月16日 10時00分〜2023年11月26日 17時00分 |
参加費用 | 入館料大人200円 小・中学生100円 |
革羽織は火事の多かった江戸時代に火消が着用したといわれています。江戸後期の風俗について書かれた『守貞謾稿』には男性の服飾の項に『革羽織之事』とあり、黄色の燻革の革羽織が武家では防火服として着用され、市民には火事場だけでなく冬の防寒着とされていたことが書かれています。 以降、明治時代にかけては鳶職の頭や棟梁などが着用し、歳の市には革羽織を粋に着飾って出掛けたそうです。また大きな商家では使用人や出入りの職人の晴着用として支給されました。 革羽織は厚い鹿革で出来ており、重量感のある服飾となっています。主に稲藁などの煙によって染色する「燻技法」によって作られ、模様が施されています。革羽織は火の粉をかぶっても燃えにくかったなどの逸話もあり、燻革の難燃性が役立ちました。 素材には「地鹿」と呼ばれた大きな革を用いたことから背に継ぎ接ぎは無く、大胆に配された角字や繊細な縞模様といった革羽織特有の装飾に活かされています。 今回は当館所蔵の革羽織四十七領の中から火事装束・商家の晴着・打裂羽織など特徴ある資料を陳列しています。粋な伊達着としての革羽織とその意匠、染色技法の違いをお楽しみください。 |
開催場所地図 |
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